こんにちは!
自分自身は投資戦略は、低コストで市場平均に連動する外国株式のインデックス投資一択ですが、それでも
「自分のポートフォリオに債券を入れた方が良いのかな?」なんて悩むことはよくあります。
もちろん、投資に正解はなく、自身でしっかり納得して答えを出すことが大事であることは間違いないのですが、自分なりの正解はこうです。
インデックス投資において債券は不要。投資信託と現金の保有比率を調整して備えよう
以下、詳しく見ていきます。
インデックス投資のポートフォリオに債券は不要
そもそも債券を保有する一番の目的は
株価が下落した際に、その下げ幅を小さくするため
です。
例えば、株式を100万円分保有していたとして、その株式の価値が半分になったら、手元の資産は、50%減になってしまいます。
一方、株式を75万円、債券を25万円と分散して持っていたら、株式の価値が半分になったとしても、その下落率は37.5%で済むわけです(債券の価格が変動しなかったとしたら)。
変動性の高い資産である株式は、その価格が大きく変わります。
それに対して、債券は変動性が低く、株式が大きく下落したとしても、クッション材として衝撃を和らげてくれる、というわけです。
そのため、多くの投資家の方々が、彼らのポートフォリオに債券を組み込んでいるわけです。
インデックス投資家に債券はいらない
ただ、低コストで市場平均に連動するインデックスファンドを、ひたすら長期保有するという戦略を取るインデックス投資家には、債券は不要です。
なぜなら、以下を心得ているからです。
- 短期的(1~3年くらい)に株価が下落することがあることは理解している
- 長期的(15年以上)に見れば世界経済はきっとよくなっていく
株価が大きく変動することは承知の事実のため、債券で備えるべきリスクに備える必要がないんです。
それだと、株価の下落幅に耐えられないのでは?と不安になる人は、自分のリスク許容度に対して、投資金額が高すぎるというだけです。
2020年に起きたコロナショックで、こつこつ貯めてきた資産がどんどん減少していくことに焦燥感を持ってしまったのであれば、おそらくあなたは自分のリスク許容度を高く見積もり過ぎています。もう少し現金の比率を高めましょう。
インデックス投資家に必要なことは、自身のリスク許容度に応じて、投資信託と現金の保有比率を調整するだけです。
自分が何%までの下落に耐えられるか?ということをこれまでの投資経験から考えてみる必要があります。
それが把握できさえすれば、必要以上にポートフォリオを複雑にする必要はない感と思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
ただ、冒頭にも述べたように、資産運用は自分自身で納得のいく運用方針を見つけ、それを貫くことが重要です。
ぜひ、自分自身はどんな生活が送りたいのか?そのためにはどんな投資スタイルが良いのか?ということをご自身で考えていただけると幸いです。