進路が決まらない!大学・学部の選び方とは?

 


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進路アドバイザーおかもってぃ。偏差値だけで適当に大学・学部を選び後悔した経験から、学生のキャリアについて興味を持つようになった。学習塾で日々生徒と関わるかたわら、学生が納得のいく進路選択をするための情報を日々発信中。

こんにちは!

高校生専門、進路ナビゲーターのおかもってぃです。

 

大学の学部選びって迷いますよね?

迷わなかったのは『偏差値』ととりあえずの興味で大学と学部を選んだ僕ぐらいだと思います。

そんなことしたら後悔することになるのでやめてくださいね!笑

(参照:大学選びに失敗した4つの理由。進路の選び方とは?

 

究極的には、どんな道を選んでも正解はありません。

なのでどの道を選んでも大丈夫です。

そうは言っても、選ぶときの基準になるものでもあったらいいですよね。

そんなわけで今回は大学、学部の選び方について紹介します!

学部の選び方

自分の興味関心から決める

単純に好きなものでも構いません。

それが分からないから困っているんだ!!!

という人は、自分の日常、思考をよく観察してみましょう。

 

なぜなら、自分が興味関心を持っていることにしたがって、あなたは無意識に行動してしまっているからです

 

例えば、ゴミ拾いボランティアに参加したとします。

みなさんは何を考えてゴミを拾いますか?

 

えっ、そんなのごみを拾うだけでしょ???

って思うかもしれませんがよく考えてみてくださいね。

 

僕の場合は、無心でひたすらごみを拾います。

いかに効率よく、素早くゴミを拾うか、限られた時間の中で

どうやって最大限のパフォーマンスを出すかを考えます。

 

ある人は

『どーゆー気持ちでこれ捨てるんだろうな?』

と考えながらゴミを拾っていました。

 

またある人は

『1人で黙々と拾っている人もいれば、友達とワイワイ楽しそうに拾っている人もいるな~。』

と人の集団を観察しながらゴミを拾っていました。

 

またある人は

『このゴミボロボロに分解されている、微生物すげ~!』

と感動しながらゴミを拾っていました。

ゴミを拾うという動作にしても、いろいろな感じ方があるんです。

その興味関心の違いは、学部の違いにつながっていきます。

ゴミを拾いながら考えている対象 つながりそうな学問
捨てる人の心理 行動心理学
集団の行動 経営学(マネジメント)
微生物の働き 生物工学、生物学

上記は一例ですが、みなさんの日々の関心や興味につながる学問は必ず存在します。

普段自分がどんなことを考えていて、どんな風に行動しているのかをつぶさに調べてみましょう。

そうすれば、あなたの指向性が見えてきますよ。

学問の4分類からざっくり決める

そうは言っても自分の興味が分からない場合、

もっと大きなくくりで考えましょう。

100個のうちから1個選ぶよりも

4個のうちから1個選ぶ方がはるかに楽ですよね。

 

大学の学部は大きく分けて

人文科学・社会科学・自然科学・総合系の4つに分けられます。

このうちのどれにあたるかな~というのを考えてみましょう。

人文科学系

人文科学は、文学や歴史学、哲学、心理学など、

思想や文化、言語を背景に人間個々の営みについて研究する学問です。

1人の“人間”について、深く考察することで新たな発見等を得ることを目指します。

ゴミ拾いの例だと、なんでゴミを捨てるのか?

ということに着目した子は、人文科学に興味があるかもしれません。

学部の例)文学、語学、歴史学、地理学、心理学、哲学、文化学

社会科学系

社会科学は、人間が社会生活を営む上でのシステムやルールについて研究する学問です。

集団としての人について深く考察することで、より良い社会を目指すために研究します。

ゴミ拾いの例だと、集団の行動に着目した子は、社会科学系に興味があるかもしれません。

人文科学よりも実学に近いという印象も強いです。

学部の例)法律学、政治学、国際関係学、経済学、経営学、商学、社会学

 

人文科学と社会科学は両方とも文系に属します。

人文科学は個人から、社会科学は集団から、人間について、世界について深めていく学問です。

あなたは個人としての人間、集団としての人間、どちらに興味がありそうですか?

自然科学系

自然科学は、自然を対象に研究する学問です。

いわゆる理系ってやつですね。

自然科学自体も、

『なんでこうなるんだろう?』と物事の理を解き明かすことを目指す理学と

『どうやったらこの問題を解決できるか?』と実社会に役立つ技術を開発することを目指す工学に分けられます。

学部の例)物理学、化学、生物学、機械工学、宇宙工学、医学、情報工学など

総合系

現代の問題は多様化、複雑化していて、従来の学問領域からでは解決できないこともあります。

そんな複雑な問題を解決するための学部が総合系の学部です。

新しいテーマや理系・文系様々な分野から、社会課題を解決するための方法を探っていきます。

総合政策学部など、総合〇〇と名のつく学部は総合系に分類されます。

比較的新しい学問が多いことも特徴の一つですね。

学部の例)教育学、人間科学、スポーツ科学、環境学、情報学、教養学など

 

まとめると、

人間個人に興味がある⇒人文科学

人間の集団に興味がある⇒社会科学

自然に興味がある⇒自然科学

という分け方で良いと思います。

この時点で総合系を選ぶのは難しいかもしれませんね

興味のある分野が分かったら、少し調べてみましょう。

自分が解決したい課題から決める

大学を選ぶときは、『何を学びたいか?』という基準で考えがちです。

でも、大学というのは研究機関、

まだ答えのないこと、解決策の見つかっていない課題に対して、答えを探していく機関です。

課題解決のために、様々なことを学ぶのが大学なんです。

だからこそ、あなたが問題に思うことを考えてみましょう。

 

みなさんが、解決したいと思っている問題は何でしょうか?

無かったら例えばでいいので考えてみてください。

 

そんなに志は高くないよ!って思うみなさんのために、

福沢諭吉の辛辣な言葉を紹介しておきます。

衣食住に満足するだけでは蟻と同じ

福沢諭吉

人間たるもの、この世に生を受けたからには人の役に立つことを考えよ、というのが諭吉さまの教えです。

 

僕自身、人はみな何かを為すために生まれてきたと信じている方です。

みなさんが生まれたのも、この世に何かを為すためのはず。

 

というわけで社会課題を解決することを考えてみましょう。

例えば、自然環境を守りたい!って考えたとします。

それをもう少し具体化しましょう。

自然保護

↓具体的に

野生動物の減少

↓具体的に

クマの個体数の減少

↓なぜ?

エサ不足

↓なぜ?

森林の減少?

木々が間伐されていないせい?

など

これだけ具体化したら何か見えてきそうですよね。

そして、その課題を解決するために本当に必要なことは何なのかを考えてください。

それを解決するための方法を研究できる学部が必ずあるはずです。

上記の例だと、

エサ不足を解決するための方法を探る研究などにつながっていきます。

 

大学は研究機関です。

まだ答えのない問題に対して答えを探し、社会をより良くしていく機関です。

みなさんが問題意識を感じることは何なのか?

自分の日ごろを振り返って考えてみてくださいね。

大学の選び方

今の自分よりも上のレベルを目指すこと

大学選びの一番のポイントは、行くために努力を要するところを目指すことです。

僕がこのように思うのは2つの理由があります。

①自分の進学先に自信が持てる

サンクスコストバイアスという有名な経済学の用語があります。

例えば、UFOキャッチャーで500円使ったのに欲しいものが取れなかったら、後に引きにくくなりませんか?

まして、ちょっと取れそうな位置に移動していたら。

500円もかけたし、もうちょっとで取れそうな気がするからもう少しやってみよう!

と思ってしまうんですよね。

この『500円もかけたし』というのがサンクスコストバイアスと呼ばれるものです。

自分がかけたもの・金・時間のせいで客観的な判断が出来なくなってしまうというものです。

こんな風にもっぱら悪い意味でつかわれることが多いですが、

重要なことは、手間をかけたものに人間は愛着や執着を感じるということなんです。

 

このブログでも何度も述べていますが、進路選択は進んだ先でどのように生きるかが最も重要です。

その上で、自分の進学先には愛着を感じ、自信を持てた方がいいんです。

自分が選択した道に愛着を持つために、ぜひ努力をしなければ入れないところを選んでみてください。

②学びの基盤が出来る

これからの時代、高校を卒業したとしても、いくつになっても学び続けることが重要です。

現在、テクノロジーや通信技術の発達により世界が激変しています。

その時代の流れについていくためには生涯学び続けなければなりません。

その姿勢・基盤が受験勉強で身につきます。

 

もちろん、今の受験は単純な暗記に偏っているという意見もありますが、

それでも専門学校や楽な私大のAO入試などで早々と受験を終えるよりも、

努力して学ぶ、ということを覚えるべきです。

 

その姿勢・態度を身につけさえすれば、

今後、どんな道を選んだとしてもその選択を正解に変えていくことが出来ます。

 

勉強は大変だし、自分はバカだから、とりあえず行けるとこで探そう~

なんて考えないで欲しいと思います。

 

月々1000円足らずで、有名予備校講師の授業が見放題のスタディサプリというサービスもあり、

インターネットで動画を探せば、いくらでも教材が出てきます。

勉強のやり方、偏差値の上げ方について紹介している本も、ホームページも腐るほどあります。

 

このご時世、お金がないから、近くに良い環境がないから勉強が出来ない、

という言い訳は一切通じなくなっています。

 

あなたが望みさえすれば、それこそ中学のレベルからでも勉強をやり直せる環境があります。

全てはあなた次第なんです。

 

もちろん、受験することが全てではないですよ。

重要なのは学び続ける姿勢・朝鮮を続ける姿勢を身につけることです。

 

そのために、とりあえず今の自分で行ける進路を探しているのであれば、

ちょっと挑戦して、行きたい大学を探してみませんか。

 

ただ、もちろん、行きたい大学・学部がある場合はそちらを選んだ方がいいと思いますよ~^ ^

オープンキャンパスの雰囲気では選ばない

『オープンキャンパスの雰囲気が良かったから』

という理由でその大学を決めていませんか?

 

すいませんが・・・

 

オープンキャンパスの雰囲気なんて

どこも良いに決まってます。

 

学生が親切にしてくれるに決まってます。

 

オープンキャンパスは言うなればTVのCM。

その製品を売り込みたい大学にとっては格好のアピールの場所なんです。

 

そんなアピールの場所で、

良い雰囲気を出さないわけがないですよね。

 

ある程度社交性の身についた大学生であれば、

親身になって相談してくれるのは当たり前です。

 

ぜひ、オープンキャンパスで見える以上のものを探ってください。

そのためには、ゼミや研究室を調べることが大切です。

ゼミや研究室を調べる

大学選びをするとき、カリキュラムやコースを見ることはあっても、ゼミや研究室までしっかり調べる人は少ないと思います。

しかし、研究機関である大学で一番大切な機関が、ゼミや研究室なんです。

その場所から社会を良くする最新のアイデアが生まれてくるからです。

どんな教授がいて、何を目的に研究を行っているかをぜひ調べてみましょう。

その中で面白そうなものを見つけたらラッキーです。

 

そして、もしそこの分野に本当に興味を持ったのであれば、

その分野に関して調べてみて、自分なりの疑問を持ってください。

そしてぜひ、実際に教授と連絡を取り質問してみましょう

オープンキャンパスに行ったときに、ゼミに伺えないか連絡を取ってみるのもありです。

 

教授と連絡???

考えただけでも緊張して吐きそう・・・

なんて心配しないでください。

もちろん、最低限の礼儀はわきまえた上ですが、

基本的に大学教授は向学心を持っている学生が大好きです。

高校生にも関わらず、自分の研究に興味を持ってくれ、

しかも連絡までしてくれたら間違いなく嬉しいはずです。

 

ゼミの案内は所属している学生が主にやってくれます。

そのときに、

このゼミが目指しているものは何なのか?

解決したい課題はどういうことなのか?

を探りましょう。

 

それこそがみなさんが取り組みたい研究を見つける手掛かりになりますし、

大学生活を送るイメージも明確になるはずですよ。

 

ちなみに、僕は現役当時、オープンキャンパスにすら行きませんでした・・・

1回、大学の学祭にちょっと遊びに行っただけ。

 

くれぐれも同じ轍は踏まないように注意してい下さい orz

まとめ

以上、大学・学部の選び方を紹介してみました。

ぜひ参考にしてくださるとうれしいです。

 

ただし、重要なことは

どの道を行くかではなく、選んだ道でどう生きるかです。

ぶっちゃけどこでも大丈夫と言えば大丈夫です。

 

あなたの選択自体に正解はないです。

どの道を選んだとしても、あなた自身の主体性で道を切り開いていくことが出来ます。

 

そのことは念頭において、自分の進路について考えてみてくださいね。

ではまた!

 

 

 

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