2018/02/06

将来の夢がない高校生必見!目標がない人のための大学・学部の選び方

 


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進路アドバイザーおかもってぃ。偏差値だけで適当に大学・学部を選び後悔した経験から、学生のキャリアについて興味を持つようになった。学習塾で日々生徒と関わるかたわら、学生が納得のいく進路選択をするための情報を日々発信中。

こんにちは!

進路アドバイザーのおかもってぃです。

 

高校生のみなさんは進路決まってますか?

がっつり決まっているという人もいれば、なんとなく決まっているという人もいれば、まったくもってノープラン!という人もいるのではないでしょうか?

 

僕自身、基本的にノープランで過ごしていました。

だって小さい頃から将来の夢なんて持ったことなかったんです。

 

『将来の夢』というテーマで作文を書かされることがすごい苦手で、

小学生のときは『中学校では視野を広げて将来の目標を探していきたい』って書いてました。

中学生のときは『高校では視野を広げて将来の目標を探していきたい』って書いてました。

高校生のときも『大学では視野を広げて将来の目標を探していきたい』と・・・書きたかった!!!

当然ですが書けないんですよね。

中学・高校までは普通科ですが大学に行くとなると学部を選ばなければ行けなくなるので・・・

 

当時の僕は最終的にテキトーに大学を選んでしまったのですが、今思えばたとえ夢や目標がなくても「大学で視野を広げて将来の目標を探すこと」は出来るんじゃないかと思うんですよね。

今の日本の大学入試のシステムであれば、ある程度勉強が出来ればどの学部にも入ることが出来ますし。

 

そんなわけで今日は、将来の夢がないあなたのための大学・学部の選び方を紹介します。

まず知っておくべきこと

夢の仕事に就いている人はほとんどいない

株式会社セレスが2012年に実施した「子どもの頃の夢と職業比較」の一部を紹介します。

夢の職業に就くことができ、今も続けている人は10%くらいしかいません。

約70~80%の人が夢の職業に就けていないですし、6~8%くらいの人は就いたにも関わらず辞めてしまっています。

将来の夢なんか叶わないから目指すだけ無駄だと言いたいわけではありません。

夢の仕事に就けなかった人はみんな不幸せな人生を送っているのでしょうか?

 

その仕事には就けなかったけれど、今の仕事を楽しんで頑張っている人もたくさんいるのではないでしょうか。

 

というのも、やりたいことって変わっていくものなんです。

成長すると興味関心は変わっていくのが普通です。

 

僕自身、大学生のときにAから始まって8で終わる某アイドルグループに熱中していた時期がありました

でも今はすっかり冷めてしまってライブに行ったり、握手会に行ったりすることは一切ないです。

 

例えがあれですが、人間の興味関心は移り替わるんですよね。

だから、興味関心が持てない時期もあるんです。

将来の夢も一緒です。

何かの職業に興味を持ててた時期もあるでしょうし、それが変わってしまうこともあるでしょうし、興味を持てない時期もあるんです。

もし今、将来の夢が見つからないと悩んでいるのであれば、今が見つからない時期のだけです。

1つの夢にこだわって思考が停止している方が危険

これは「やりたいことは何?」とみなさんに聞き続けてしまった大人の責任でもあります。

現代の社会は将来の目標・夢を持つことがよしとされる風潮が強いんです。

だって子どもの頃に「○○になりたい!」っていったらみんなに喜ばれますもんね。

学校の先生も生徒の進路が決まっていると安心しますから。

 

そのせいで『将来の夢を決めなくてはいけない』っていう思い込みが強いんです。

例えば、お菓子に興味があって、パティシエになりたいと思ったとします。

その想い自体は素敵だと思います。

 

でも知ってますか?

パティシエの離職率は3年で90%なんです。

仕事を始めた10人のうちたった1人しか残らないという計算です。

もちろん、転職したり、起業したりという人もいるとは思いますがそれにしても高すぎますよね。

主たる離職理由は、『激務』

パン屋もケーキ屋も朝の早くから仕込みが始まって、夜の日も次の準備に追われるそうです。

給料も高くありませんしね。

そんな激務に耐えかねて、辞めてしまう人が多いそうです。

で、問題はですね。

高校生「パティシエになりたい!その為に製菓系の専門学校に行く!」

大人「夢があって素敵だね!頑張れ!」

って大人が簡単に肯定しちゃうことにあるんですよ。

そしてそのまま、他の進路について考えることなく、製菓系の専門学校に進んでしまうケースがあります。

 

もちろん、「パティシエ???そんなもん現実見てから言えや!!!」

なんて、子どもの気持ちを一瞬で折るようなことはしない方が良いです。

でも、大人の安易な肯定によって自身の進路について深く考える機会を子どもたちは失ってしまいます。

 

夢を持つこと自体は悪いことではありません。

でも、高校生が想像しているものと現実はかなりかけ離れています。

 

高いお金払って奨学金も借りて通ったのに、就いた仕事は3年以内に辞めてしまって借金だけが残る

そんな最悪のケースを、でも十分起こりうるケースを僕は想像してしまいます。

 

幼心に描いた夢を実現する前に、現実も見ることも必要なのではないかと思います。

もちろん、それを知った上でどうしてもその道を目指すのであれば、僕はそれでもいいと思いますが。

 

夢が見つからなくて悩んでいる、そんな状態の方が健全な時もあるよっていう話でした。

将来の夢は見つけるものではなくて『決める』もの

だがしかしですね。

『将来の夢』って見つけるものじゃないんですよね。

 

将来の夢がないと悩む人の多くは、外の世界のどこかに自分の『将来の夢』なるものがあって、それに出会うと将来の夢が見つかる、と思っているのではないでしょうか。

確かに衝撃的な出会いをしてから、その仕事や職業に強く憧れを抱くことはあると思います。

 

でも、その憧れた仕事が100%嘘偽りなく、自分のやりたいことかどうかなんて言えないはずなんです。

なんせ実際にやったことないですからね

 

また、実際に仕事をしたとしても分かりません。

僕も今、高校生と日々関わる仕事をしていますが、これが100%自分のやりたいことかどうかと言われると、そこまでは言い切れません。

もちろん今の仕事は好きです。

やりがいもありますが、完全に寸分の狂いもなく自分のやりたいこととマッチしているかと言うと、そこまでの自信は無いんですよね。

 

でも80%くらい、自分のやりたいことをやれている実感はあります。

要するに

やりたいことがある⇔なし

の構図ではなく

やりたい感が強い⇔弱い

の違いなんですよね。

将来の夢は○○です!って自信を持って語れる人ほど、やりたい感が高いだけです。

 

だから、やりたいことが無いっていう人は、やりたい感が強いものを探せばいいんです。

どの選択肢を取ったとしても100%自分のやりたいことなんてありませんからね。

そして、やりたい感の強いものをやろうと『決める』こと、これが進路を選択するということなんです。

 

「どこかにやりたいことがあって、それがまだ見つからないだけ」って思っているといつまでたっても見つからないですよ。

やりたいことは見つけるものではなく、『決めるもの』ということを覚えておいてくださいね。

将来の夢がない人の大学・学部の選び方

はい、そんなわけで将来の夢は別になくてもいいのですが、進路決定の際にある程度の方向性があるに越したことはないです。

実際に、『やりたいことは見つかるのではなく決めるもの』という意識でまた大学を見直せば、興味のありそうな学問は見つかると思います。

ただ、やりたいことが一切ない!という状態で大学受験に望む場合の大学・学部の選び方を考えていきたいと思います。

偏差値で大学を選ぶ

やりたいことがまったく分からないという人は、偏差値で大学を選んでしまうのも僕は一つの手だと思います。

 

僕自身は偏差値で大学を選びました。そして、失敗しています

それにも関わらずなぜお勧めするかというと、大学に入ったけれどやらなかったことがあるからです。

 

偏差値で大学を選んだ場合、重要なことは2つです。

努力しないと入学出来ない大学を目指すこと

挑戦することが大切というのはいろいろなところで言い尽くされていると思います。

そうしなければ人間は成長しないですからね。

進路選択も同様だと思っています。

『安易に行ける大学』を選択した学生と『努力しないと入れない大学』を選択した学生では努力の経験値が変わります

『受験勉強はしない』という選択をしたとしても、長い人生のどこかで何かに向かって努力しなければならない局面は必ず来ます。

そういう時に頑張れる生徒は、受験を乗り越えた生徒だと個人的には思うんですね。

高校生のうちから、チャンスから逃げないで挑戦することを学んでほしいと思ってます。

入学後、様々なことに挑戦してみること

やりたいことが明確でないのであれば、いろいろな挑戦をして、いろんな世界、いろんな人に出会ってみることをお勧めします。

大学の内外にはいろいろなチャンスや出会いがあります。

社会人と同様に働くことのできるインターンもありますし、社会課題を解決しようとしているNPOとかの活動に参加してみたりするものありだと思います。

1年間休学して海外を放浪してみてもいいですしね。

興味を持ったものに飛び込んでみてはいかがでしょうか。

新し出会いは自分の枠を広げてくれます。

その過程で自分が興味を持てるものは見つかってきますよ。

 

僕は①は頑張りました。

大学を偏差値で選んで、そこに入るために必死で勉強して、そこまでは良かったと思います。

でも、自分が選んだ学部の先に自分の未来があると思っていたため、大学3年生になるまで②をほとんどしませんでした。

だから失敗したんですよね。

偏差値で大学を選ぶことは反対する人も多いですし、僕も以前はそう思っていたのですが、必死に努力をして何かを勝ち取る経験をすることって人生でとっても大切なことだと思います。

 

本当に何も分からなかったら、とりあえず偏差値で大学を選んでしまいましょう。

そして入学後、自分の興味関心を広げるためにいろいろなチャレンジをしてみてください。

就職率が高く、実用性の高い学部を選ぶ

進路を考えるときは、『自分のやりたいこと』をベースに進路を考えてしまいがちです。

でも、『社会に求められていること』を考えることも重要だと思います。

自分の興味関心があまり見つからない場合、『社会に求められていること』を元に自分の進路を考えるのもありなのではないでしょうか。

 

例えばこれからはIT人材が大幅に不足すると言われています。

経済産業省によると、2015年時点でなんと17万人もIT人材が不足

2030年には約59万人ほど人手が不足するのではないかと言われています。

 

 

(参考:IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果

パソコンなんて無理!!!って拒絶反応が出る人もいるかと思いますが、現在企業で働いているプログラマーやエンジニアの方々には、未経験だった方もいますし、元々文系だった方も多いと聞きます。

 

これさえやってれば将来安泰とまでは言いませんが、堅実な選択肢としてはありなんじゃないかと思います。

このように『社会で求められていること』を考えてそれを元に進路を選んでみるというのも一つの手ではないでしょうか。

ただ、1つ注意したいことはテクノロジーの進化を読み違えないこと。

これからの時代、英語が必要だ!と私も以前は書いていたのですが、同時翻訳がかなり発達してきたため、英語が読めるように、話せるようになることが5年後も必須であるかどうかは正直危ないところだと思います。

とりあえずやりたい感の高いものを選んで入学後に頑張る

先述したように、やりたいことなどそもそも存在していません。

重要なのはやりたい感が強いかどうかです。

みなさんが興味を持った学部はなんですか?

「全くない」と言う人、それはあり得ないですよ。

何に対しても興味を失ってしまうくらい、あなたの人生はお先真っ暗、どん底なんですか?

ちょっとでも興味を持てるものは必ずあります。

その中でやりたい感が強い学部を探しましょう。

そして、最もやりたい感が高いもの、ピンときたもの、そこの情報をたくさん集めて気に入ったら目指してみましょう。

 

こんな適当でいいのか?と思われるかもしれませんが、僕はそれで大丈夫だと思います。

理由は3つです。

①どの道を選ぶかよりも選んだ道でどう生きるかの方が大切

進路選択をするときは、どうしても正しい選択をすることに注目してしまいます。

しかし、それ以上に大切なことが、選んだ道でどう過ごすかです。

どんな進路を取ったとしても、その選択に納得できるかどうかは自分次第ですよ。

住めば都という言葉もあるように、やってみたら案外自分に向いているということはよくあると思います。

 

もちろん、よっぽど興味の強い分野・どうしても学んでみたいことがあれば話は別です。

でも例えば、やりたい感が50%の選択肢が3つありどれにしようか迷っている、という状況であればぶっちゃけどれでもいいと思います。

 

気になったうちの1つを決めてオープンキャンパスに行ったり、資料をよく読んだり、よく調べてみてください。

大学生活を送るイメージが出来ると、よりその大学に行くモチベーションが上がってきます。

そして、選んだ道で精一杯頑張ってみましょう。

②あんまり興味を持てなかったとしても、大学の内外には様々な出会いがある

選んだ学部があまり自分の興味に合わなかったとしても、大学内外には様々な出会いがあります。

 

僕自身、自分が選んだ理学部化学科で地道に実験実験の日々を送っていました。

しかし、実験が全然面白くなかったんですよね

自分の専攻に興味を持てなかったんです。

 

そして大学3年生のときに悟りました。

リアクションのあまりない化学物質を相手にするよりも、人間を相手にしたい!と。

この事実に気付くのに、2年以上かかりました・・・笑

 

それに気付いてから、大学の外で営業のインターンに挑戦してみたんです。

そのときの経験が自分を大きく変えてくれました。

 

今までは理系の大学に行って化学を学んでいるから、自分の未来はその延長線上にあると思っていたんですね。

でもインターンの現場で、夢を持って働く人たちを見て、「あ、こんな働き方いいな」って思ったんです。

自分の意志次第で、進路はいかようにでも選べるということをそのときに初めて気付いたんです。

 

自分の学部で学んでいることに興味が持てなかったとしても、自分の足で探せば、出会いはいくらでもあります。

大学の学部を決めたからといって人生が決まってしまうことはありません。

僕の様に、学部選びに失敗した!と思っても、挽回するチャンスはいくらでもありますよ。

③大学の学部と就職する仕事は関係がないことがほとんど

これは日本の大学教育の課題でもあるのですが、現在、大学で学んだ内容と実際につく仕事はほぼ関係ないことがほとんどです。

特に文系はそうだと言われますが、理系も大学院に行かなければ正直似たような感じです。

専門的な資格を取得できる学部、教育学部、看護学部、法学部などはさすがに違いますが。

 

軽い興味で選んだ学部が自分の関心と合わないと感じても、その分野の仕事をしないといけないわけではありません。

むしろ、大学で学んだことを直接仕事に生かせることの方が少ないです。

大学の学部を決めたところで人生が決まるわけではないので安心してくださいね。

 

というわけで、興味関心がちょっとでもあるところを選び、入ってから頑張るという手を紹介してみました。

就職活動のときは、よほど高学歴でない限り、どの大学・学部を卒業したかよりも大学時代にどのように活動したかが問われます

入学後に頑張らないといけないのは、将来の夢があるないに関わらず、みんな同様かもしれませんね。

まとめ

以上、将来の夢がない人向けの大学・学部の選び方を書いてみました。

いろいろ書いたんですが要約すると以下の1行かなと思います。

 

やりたいことが分からないなら、今出来ることに挑戦し続けましょう。

 

大学に入るまでも、入ってからも、何かに向かって挑戦し続けることを繰り返せば、自分の世界が広がり、その過程でやりたいことは必ず見つかっていきます。

その機会から逃げないで欲しいと思います。

その努力が出来る人であれば、どんな道を選んだとしてもきっと大丈夫ですよ。

 

挑戦することを忘れずに、自分の進路を考えてみてくださいね。

最後まで読んでくださりありがとうございました!

 

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Comment

  1. より:

    現在中三だけど中高一貫のためもう学校側からどこの大学のなに学部に行くのか決めろといわれる。
    大学はまだしも学部なんてわかんない。将来の夢なんてキラキラしたものがあれば勉強のモチベーションも上がるんだろうけど、そんなものないからやる気もわかない。進路の面談するたびに先生には呆れられる。
    でも、夢は決めるものという言葉に心が軽くなりました。
    具体的に何をすればいいのかはわからないけど、この記事を読んですこしは将来について前向きに考えられそうです。
    出会えてよかった。

    • 進路アドバイザーおかもってぃ より:

      萌さん>
      返信が遅くなってしまいすみません。
      私の書いた文章が、萌さんにとって何かの助けになったようであれば、これ以上に嬉しいことはありません。
      こんなブログにこのようにコメントを下さるくらい、真面目に人生に向き合っているのであれば、いつかきっと何かを見つけられると思います。

      ただし、こんな偉そうなことを言っている27歳の私ですが、今、まさに進路には悩んでいます。
      思えば、自分はいつもなんとなく自分の進路を選んできました。
      高校選びも大学の学部選びも。。。

      実は大学院まで行って研究が嫌になって飛び出してしまうんですが、飛び出した先も、『誰かが必要としてくれた場所』でした。
      今している仕事も、『誰かが必要としてくれた仕事』です。

      僕は自分の人生の道を、自分の意思で決めたことがありませんでした。
      誰にも求められていなくても、自分の力で道を選んだことはありませんでした。

      今、まさに、誰にも求められていないけど、自分が行きたい道を選ぼうとしています。
      でもかなり怖くてこのまま進んでいけるか不安でなりません。

      、、、結局何が言いたいかというと、こんな僕がアドバイス出来ることはほとんどないので、一緒に悩んでいきましょう。
      その態度の方が、「まあ進路なんてこれでいいだろう」と簡単に妥協してしまうよりも美しいと思うのです。

      長々と失礼しました。
      コメントいただき、本当に嬉しかったです。

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