やりたいことは複数持て!将来の夢を絞ってはいけない本当の理由

 


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進路アドバイザーおかもってぃ。偏差値だけで適当に大学・学部を選び後悔した経験から、学生のキャリアについて興味を持つようになった。学習塾で日々生徒と関わるかたわら、学生が納得のいく進路選択をするための情報を日々発信中。

こんにちは。

進路アドバイザーのおかもってぃです。

 

興味のあることが多くて、進路が決まらない・・・

そんな中、受験の時期は差し迫り、周囲からは「そろそろ一つに絞らないとだめだよ」そんな言葉をかけられる。

「分かってるよ!分かってるけどなかなか決められないんだよな~」と悩んだりしてませんか?

 

確かに、大学の学部を決めるという点においては、どこか一つを選ばなければならないのは間違いありません。

なおかつ、進路のアドバイスをしてくれる身近な方のほとんどは、20代で自分が選んだ仕事をずっと続けてきた人たちです。

やりたいことは一つに絞って生きていくことが普通だと思っているため、将来の夢を一つに絞れない生徒を見ると「決断力がない!」と言ってしまったりするわけなんです。

 

でも大丈夫です。

「やりたいことがたくさんある!」というのはいたって普通の感覚です。

むしろ、これから先の社会では、自分の仕事を一つに絞って生きていく方がはるかに危険だと言われてるんです。

今日は『やりたいことは複数持て!』そんな話をしていければと思います。

未来予測は予測できない、万に一つが明日来る

みなさんは、これから先の未来に何が起こるか?どれくらい分かっているでしょうか。

ニュースやバラエティを見ていると、コメンテーターや専門家の方々が様々な未来予測をしている話を聞くと思います。

そんな話を聞きながら、「あ~世界ってこうなっていくのかな?」と漠然に思ったりしてますよね。

ですが基本的に、「未来は不確実で予測不能だ」と言っている人がいます。

その一人がこの人。

ナシームタレブ、という文筆家兼、トレーダー兼、大学教授という経歴も顔もいかついおっちゃんです。

例えば、くじ引きがあって、あたりはずれがそれぞれ1本ずつ入ってるとします。

当たる確率、外れる確率はともに50%、50%ですよね。

さて仮に、ものすごく幸が薄そうな人が来て、9回引いたんですけど全部ハズレたとしましょう。

10回目はどうなるでしょう?

9回引いて全部ハズレだったから「さすがにそろそろアタリ来そうだけどな~」って思いますよね。

「いくら幸が薄くても、9回外れたんだったら次は当たるよね~」

そんな風に思っちゃいますよね。

 

でも冷静に考えたら、何回目だろうが確率はいつも50%なんです。

過去にハズレをたくさん引いたからと言って、今回はアタリを引く確率が高まるなんてことはあり得ないですよね。

ガシャポンで欲しいものがあるけどなかなか出ない・・・

でもここまで500円使ったから次は出るはず・・・え~いもう100円だ!!!

あっ・・・また同じやつが・・・

こんな風に過去の成果を考えてもう100円使っちゃいますよね?(もちろんガシャポンは完全にランダムではないですが)。

「昨日はこうだったから明日がこうなる」と人間は考えてしまいがちですが、世の中は基本的にランダムなんです。

 

しかも、ランダム性が支配する世の中では、確率論で言ったら起こり得ないような、大きな事件が起こることがあります。

この事件をさっきのおっちゃんは『ブラックスワン』と呼びました。

例えば大企業の倒産

最近の話だと航空会社、JALが借金超過で倒産しましたよね。

頑丈だと思われていたものが、一瞬で吹っ飛んでしまう、現代はそんな出来事が起こってしまう可能性が高いんです。

今までは大丈夫だったからこれからも大丈夫だろう・・・

そんな風に楽観的に考えていて、ブラックスワン的な現象であっという間に吹っ飛んでしまう。

タレブはそんな状況を七面鳥に例えています。

 

七面鳥の人生~よもや私が食われるとは・・・

  1. 生まれる
  2. エサを与えられる
  3. ぬくぬくと危険がない中育つ
  4. このまま飼育小屋でぬくぬく暮らしていけると思っている
  5. 十分に育つ
  6. 出荷するために殺される

こんな風に過去の経験をもとに未来予測をしていると、ブラックスワン的な現象で一気に壊れてしまうことがあります。

そんな生き方はこれからの社会ではリスキーだということです。

依存先を複数持つこと

「なんかものすごい不安になってきました・・・」と思ってしまったらすみません。

でも、大丈夫です!

僕もやばいので!!!

(何の解決にもなってないや~ん!!!!)

 

でも僕よりみなさんの方が大丈夫なのは間違いありません

それは、高校生のみなさんの方が不確実な社会を生き抜くために必要な感覚を備えているからです。

その感覚とは、『複数の依存先を持つこと』

 

 

みなさん、ツイッターやインスタのアカウントを何個持ってますか?

参照:https://apptopi.jp/2017/05/02/strage-cache-clear/

たぶん2~3個は普通で、多い人で6個とか持ってるんじゃないでしょうか?

これって大人からするとかなり驚くことなんですが、高校生のみなさんにとっては当たり前ですよね。

で、もし一つのアカウントが炎上しちゃったりしても、そのアカウントを消せば万事OK!

また他のアカウントで生きればいいですよね。

これが『複数の依存先を持つ』感覚なんです。

ほらっ!みんなやってるでしょ?

 

仕事をするにしても、一つの仕事がダメになったら他の仕事で頑張る。

1つのコミュニティがダメになっても、他のコミュニティで頑張る。

 

予測不可能な社会では、そんな風に生きていくことが必要なんです。

安定を求めるほど不安定化する

そんなわけでそろそろ伝えたいことが分かってきてもらえたでしょうか。

選択肢を一つに絞り、そこに邁進していくという生き方は、不確実な世の中ではリスクが高いということです。

だから、仕事もやりたいこともいっぱいあっていいんです。

堀江貴文さん、通称ホリエモンも『多動力』という本の中で

とにかくいろんなことやっていっぱい動け!

そんなようなことをおっしゃっております。(※注:かなりデフォルメしています。本文中に同様の文はありません)

一般的に安定と言われている職業もいつまでも安定とは限りません。

いくつか例を挙げてみましょう。

銀行員

ネット上の仮想通貨の発達、個人で事業資金を調達できるクラウドファンディングなどのシステムが登場した今、かつて銀行が果たしてきた役割はどんどん縮小しています。

ホリエモンは「既に銀行は不要」と言っています。

学校の先生

職業自体はなくならないと思いますが、インターネットで超分かりやすい授業が見れる今、今までのように、教室で大人数に教えるやり方は必要なくなるでしょう。

そのやり方について行けない人は職を追われることもあるかもしれません。

ここでもホリエモン、「スタディサプリで良くね?」

 

他にも、技術発展によってなくなる仕事も多くあると言われています。

「安定しているから」と思ってそこにぶら下がっていると、ブラックスワン的な現象が起きたときに、取り返しがつかなくなる恐れがあるんです。

 

だから、やりたいことや仕事は複数持っていてよいのですが、ただし、何でもかんでも好き放題やればいいってわけではないのでそこは注意です。

超安定と超不安定、その極みを行け!

そんな不安定な世の中で生きていくとかもう不安しかないわ!

これは他でもなく、僕自身の心の声なのですが

さっきのおっちゃん、久しぶりだからまた写真出しときますね!

ナシームタレブが、これからの社会の行き方を示してくれています。

その名もバーベル戦略!

結論から言ってしまえば、めっちゃ安定的なものを持ちつつ、めっちゃ不安定でリスクあるけど、当たったらすごいことをやろう!そんな考え方です。

「やりたいこと好き放題やるべきなんだ!わ~!!!」って突っ走っていったらかなりの確率で爆死します、笑

片手に安定的なもの、そしてもう片方でリスクのある行動を取りながら、なんかめっちゃいいことが起こることを待つ、そんなイメージです。

例えば、スーパーの店員をやりながら、ネットに動画を投稿し続けてたら、年収億を稼ぐYouTuberになってしまったヒカキンさんとかですね。

 

こんな風に安定的に出来ること(収入を得られること)を持ちながら、未来がどうなるかよく分からないが面白そうなことにチャレンジしていく。

そして、上手くいった複数のものに依存しながら生きること、そんな風な生き方が求められます。

自分の仕事を一つに絞って、それだけを人並みに頑張る、という生き方ほど危険なことはないってことです。

まとめ

やりたいことは複数あるのが自然で、むしろ、仕事を一つに絞る生き方の方がこれからは危ないよって話でした。

必要な心構えは、『依存先を複数持つこと』

生存戦略は『バーベル戦略~安定さと不安定さの両極を取ること』です。

 

そんなことを意識して、自分の進路について改めて考えてみてください^ ^

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

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