こんにちは!
先日カンボジアを旅行してきたのですが、わずか3週間の旅にも関わらず、
・事故による負傷
・携帯の盗難
とハプニングのオンパレードでした。
初めての海外旅行だったんですけどね・・・笑
僕はエポスカード付帯の海外旅行保険のみで出かけたのですが、事故に遭った際は大変お世話になりました。
クレジットカード付帯の無料保険って本当に大丈夫???と心配になる方もいると思いますが、十分対応可能でした!
そのときの手順や注意点をまとめていきたいと思います。
ひとまず以下が傷害治療補償を受けるときと携行品損害補償を受けるときの簡単な手順になります。
[aside type=”boader”]●海外でケガをしたときの手順①エポスカード海外旅行保険事故受付センターに電話
②事故状況を説明、キャッシュレス診療の申請
③近くの診療所を予約してもらう
④指定された病院に行く
●海外で物を盗まれたor壊れた時の手順
①エポスカード海外旅行保険事故受付センターに電話
②事故状況を説明
③帰宅後、自宅に書類が届くので必要事項を記入して送付[/aside]
エポスカード付帯の海外旅行保険について
僕が持って行ったカードは、無料の海外旅行保険付きのエポスゴールドカードです。
永遠に年会費が無料というキャンペーンのときに作ったので、年会費は0円です。
それにも関わらず、かなり充実した補償内容なんです。
エポスゴールドカード | エポスVISAカード | |
---|---|---|
生涯死亡・後遺傷害 | 最高1,000万円 | 最高500万円 |
傷害治療費用 | 300万円 | 200万円 |
疾病治療費用 | 300万円 | 270万円 |
賠償責任(免責なし) | 2,000万円 | 2,000万円 |
救援者費用 | 100万円 | 100万円 |
携行品損害(免責3,000円) | 20万円 | 20万円 |
年会費完全無料のVISAカードでも、かなり充実した補償があります。
このエポスカードの嬉しい点は、持っているだけで補償がきくというもの。
補償内容が充実していることで知られる楽天カードは、『利用付帯』というタイプの海外保険です。
この場合、海外旅行に行くまでの交通費を楽天カードで支払っていなければ補償はおりません。
また、エポスカードはキャッシュレス診療も利用が出来ます。
キャッシュレス診療とは、現金を払うことなく、現地で医療を受けられるサービスです。
当たり前ですが、海外では日本の医療保険は適用されません。
また、物価が安い国でも医療費だけはやたら高かったりします(カンボジアはそうでした)。
そうなるとかなり高額の医療費を請求されることになります。
前払いが必要な病院もあるらしく、その場合、現金の持ち合わせがなければ診察は受けられません。
お持ちのクレジットカード付帯の海外旅行保険がキャッシュレス診療が可能かどうかはよく確認しましょう。
国ごとに医療費が異なるので注意
国によっては医療費がとんでもなく高いため、クレジットカードの付帯保険のみでは足りないことがあるそうです。
以下は一般社団法人日本損害保険協会より抜粋した都市別の医療費の比較になります。
盲腸(虫垂炎)手術入院の都市別総費用
都市 | 総費用 | 平均入院日数 |
---|---|---|
ホノルル | 2,560,000円 | 2 |
ロサンゼルス | 1,624,400~2,165,800円 | 2 |
ロンドン | 1,302,800~1,737,100円 | 2~3 |
プノンペン | 649,700円 | 3 |
バンコク | 511,000円~ | 2~3 |
上海 | 112,500円 | 7 |
ホーチミン | 92,000円 | 3~5 |
北京 | 45,000~90,000円 | 7 |
シンガポール | 154,800~773,800円 | 1~2 |
(URL:http://soudanguide.sonpo.or.jp/body/q081.html)
額によってはクレジットカード1枚では足りなくなることもあるようです。
そういう場合は、海外旅行保険付帯のクレジットカードを数枚用意しておくというのも一つの手です。
エポスカードは傷害に対して200万まで補償がおります(ゴールドなら300万円)。
ホノルル、ロサンゼルス、ロンドンではさすがにこれ1枚では怖いですが、その他の国であれば、エポスカード1枚でも十分対応できそうですね。
事故発生から診療を受けるまでの手順
①事故発生:道をランニングしていたらバイクに追突され転倒
自分は趣味がランニングです。
見知らぬ土地を走ることが大好きで海外旅行中もランニングをしていました。
しかし、プノンペン市内を走っているときに後ろからバイクにぶつかられ転倒。
左ひざと左ひじを強打し、左ひじには大きい裂傷ができてしまいました。
左ひざは大きなあざと軽くひねって捻挫をしてしまいました。
気付いたときには犯人はどこかに逃げ去っていました。
②エポスカード海外旅行保険のサポートデスクに電話する
キャッシュレス診察を受けるためには、診療前にサポートデスクに電話し、最寄りの病院を予約してもらう必要があります。
クレジットカードの番号を聞かれるのでカードは手元に用意して電話をしましょう。
電話代はかかりますのでご注意を。
自分がいる地域によってかける番号が変わります。
詳しくはこちらを参照してください。
カンボジアからかける場合、携帯のキャリアによって前につける番号が変わるので注意。
Cellcard:177-8118-888-8808
Smart:+8118-888-8808
Metfone:168-8118-888-8808
基本的に24時間対応ですが、時間帯によってはけっこう待つときもあります。
オペレーターの方に事故状況を聞かれるので答えましょう。
バイクを運転して事故を起こしたなど、自ら危険な行為を行ってケガをした場合、補償はおりないので注意してください。
他にも補償が下りない場合はあり、こちらに紹介されています。
基本的に、保険を適応するためには『事故証明』を取れた方が確実です。
しかし、カンボジアは警察が腐敗しているため、事故証明を取るのはかなり難しいとされています。
犯人が逃げ去っていたら証明することも難しいですしね。
それを説明したら、今回は事故証明なしで保険を適用することが出来ました。
保険が適用されることを確認出来たら、近くの病院を予約してくれます。
もちろんキャッシュレス診療です。
③予約してもらった病院で診察を受ける
あとは病院で診療を受けるだけです。
案内してもらえたのは、プノンペン市内の『Sun International Clinic』
日本人のスタッフ・医者がいてとても安心でした!
持ち物はパスポートのみ、後日書類を書く必要もありません。
ちなみに僕は、レントゲンを8枚取ってもらい、傷口の処置をしてもらったのですが、かかった費用は約400ドルでした。
日本円で5万円弱!
現金払いでもなんとかならない額ではないですが、キャッシュレス診療を受けられてよかったと心から思いました。
診察料だけでも2万円弱かかるみたいです。
恐るべし、カンボジア・・・
エポスカードのオペレーターの方の対応も親切で大変助かりました!
携帯の盗難から保険適用までの手順
まさか1度の旅で2度も保険にお世話になると思いませんでした・・・
携帯の盗難にあったときの補償を受けるまでの手順をまとめておきます。
①事故発生:朝、目が覚めたら枕元から携帯が消失していた
そのときは比較的綺麗な、相場より高めのドミトリーに宿泊していました。
監視カメラも何台もあるようなけっこうしっかりしたところでした。
僕の部屋は2階。
ベッドは窓際でした。
夜12時半まで携帯を触っていて、寝るときに自分の枕元に置いたんです。
そして朝6時に気が付くと、近くの窓が開いていて僕の携帯もなくなっていました。
ここ2階なんですけど・・・
おそらく犯人は屋根伝いにやってきて、僕の携帯を静かにスッていったんだと思います。
恐るべし・・・カンボジア
②宿のスタッフに通訳を頼み、盗難証明をもらいにいく
警察署へ盗難証明をもらいに行きました。
宿の人に同行してもらったのですが、基本的にクメール語の通訳をしてくれる人といっしょに行くことをお勧めします。
警察官のほとんどは英語を話せないためと、先述しましたが、カンボジアの警察はやや腐敗していて盗難証明を取れないこともあるからです。
もし、頼める人がいない場合は、エポスカードのサポートデスクに電話しましょう。
どうすればいいか指示をくれると思います。
盗難証明には必ず、盗られたものをすべて明記するように注意してください。
僕はiPhoneSEといっしょにケースも盗まれたのでそちらもしっかり記入しました。
保険が適応されない可能性があるからです。
盗難証明を発行してもらったら、警察に賄賂を払う必要があります。
なんでやねん!って突っ込みたいと思いますが、ここは耐えましょう。
相場は5~10ドルくらいだそうです。
③エポスカード海外旅行保険のサポートデスクに電話する
盗難証明をもらう前に、先に電話をしてもいいと思います(むしろそうするべき?)。
僕は連絡手段である携帯を盗まれたため、日本に帰ってから公衆電話を使って電話しました。
日本からかける場合はフリーダイヤルなのでお金はかかりません。
カード番号を伝え、事故状況を説明します。
やはりここも親切な対応をしてくださり感動!
エポスカードのファンになってしまいました。
住所等を伝えると、必要提出書類を自宅に郵送してくれます。
④必要事項を記入し提出
電話をしてから3、4日後に保険請求書が届きます。
必要事項を記入し、パスポートのコピー、盗難証明書を添付し郵送!
これで作業は終了です。
後日、指定した口座に振り込みがあります。
まとめ:エポスカード付帯の無料海外旅行保険で十分だった!
以上、事件発生からエポスカード付帯の海外旅行保険適用までの手順をまとめました。
クレジットカード付帯の無料保険だけで旅に出る人は多いと思います。
僕自身、それだけで大丈夫かなという不安があったのですが、オペレーターの方も親切で問題なく補償を受けることが出来ました。
まさか、自分が保険のお世話になるなんて思ってもいませんでしたが・・・
しかも2度も・・・
今回の旅で海外旅行保険の重要性を実感しました。
たまに無保険で旅をする方もいますが、安心して旅をするためにも何かしらの保険は絶対に加入しておいた方が良いです。
その国の医療費によっては有料の海外保険に申し込んだ方が良い場合もありますので、それはご自身の行き先によって変えてみてください。