「先生やばいです!興味のある学部がいっぱいあり過ぎて絞れません。どうしよう・・・」
「し~んぱ~いないさ~~~~♪」
「・・・なんですかそれ?むしろ先生の頭が心配です。」
「えっ!?これ知らないの????大西ライオンって知らない?」
「さっぱり」
「まじか!これがジェネレーションギャップってやつか・・・年取ったな~ショックだ・・・」
(コイツあかんわ・・・帰ろう)「ゆっくり休んでください!今日は帰りますね!!!」
「あ!ちょっと待って!!!やりたいことが多すぎて、進路が決まらないってやつでしょ?」
「そうなんですけど・・・」
「ふざけてすみませんでした!!!真面目にやります!ただこんなふざけたやつの意見なんかに説得力はないので動画を見せますね。将来の夢って1つじゃなくていいんだよ、っていう内容です。」
医者兼バイオリン職人?やりたいことは何個叶えてもいいんじゃない?
紹介するのは、こちらの動画。
エミリーワプニックの「天職が見つからない人がいるのはどうしてでしょう」という動画です。
彼女は幼い頃から、いろんなことに興味を持ち過ぎて悩んでいたそうです。
大人になってからも、一つのことに熱中しては飽き、熱中しては飽き、ということを繰り返していました。
こんな調子で自分はキャリアを築くことが出来るのか?
自分には何か欠陥があるんじゃないか?
そんな風に思っていました。
しかし、彼女は気付いたのです。
いろんな肩書を持っている人がいることを。
例えば、医者でありかつ弦楽器職人である人。
このように世の中には複数の肩書を持った人がたくさんいるんです。
将来の職業は一つに絞らないといけないというのは思い込み以外の何物でもありませんでした。
このように、一つのことには熱中せずに複数のことをこなす人を、マルチ・ポテンシャライトと彼女は名付けました。
マルチ=いくつもの、ポテンシャライト=潜在能力のある人
いくつもの潜在能力を有した人、ということです。
マルチ・ポテンシャライトの人には3つのメリットがあります。
- 複数の分野のアイデアを統合することが出来るということ
- 初学者であることに慣れているため、学習速度が速いこと
- いつも新しいことをやっているので適応能力があること
1つのことに熱中できないからといって嘆く必要はない、逆にマルチポテンシャライトだからこそ出来ることがある、ということですね。
だから、やりたいことがあり過ぎる人は、マルチポテンシャライトな人なのかもしれません。
自分もそうかも!って思った人はぜひ、この動画を見てみてください。
天職が見つからない人は見つからない人がいるのはどうしてでしょう
最後に
「なるほど~、やりたいことは複数追究してもいいんだね~。」
「そういうことですね。むしろ同じことをずっとやっているだけだと、人間は成長が止まります。そうなると予期せぬ変化に対応できなくなって、何かあったときにすごい弱い人になっちゃうんですよね。ずっと銀行員として働いてたけど、銀行がつぶれて仕事を失った!それ以外の仕事出来ない!どうしよう!!!みたいな」な」
「なるほどね~。ただそれは分かったけど大学の学部は結局1つに絞らないといけないじゃん。どうしよう?」
「そこはもう決めるしかないですね。進路選択に最適解なんてなくて、自己納得解があるだけなので。ただ、その学部を選んだとしても、他の可能性が完全に排除されることはないんだよって分かっておいてください。やりたかったら在学中でも、卒業してからでもまたやればいいんです。」
「まあね~それはそうなんだけどね~。」
「意思決定の自由は皆さん自身にしかありません。そこは勇気を持って頑張ってください!」