こんにちは!
おかもってぃです^^
高2の3学期と言えば、進路選択の時期。
というか高2~高3にかけてずっとですよね。
もう耳にタコができるくらい
『進路はどうするんだ?』と聞かれて嫌になっている人もいると思います。
僕もそんな一人でした。
そんなこと言っても決まらないものは決まらない!って思ってずっと逃げていました。
僕の場合はその後も逃げ続け大学に行ってしまった結果、
後悔することになるのですが・・・
みなさんにはそんな想いをして欲しくありません。
というわけで自分のことを100%棚上げにして、
進路選びに悩んでいる皆さんに知っておいて欲しいことがあります。
進路を決めたら人生の方向性が決まるという誤り
進路を決められない要因の一つに、「進路決定は重大な選択だ」と思い込んでしまっていることがあると思います。
日本の高校において、普通科に通う学生の割合は約70%ですから、みなさんの多くは普通科だと思います。
なので、自分のやりたいことを絞らなくても、偏差値やなんとなくの雰囲気で高校を選択することが出来ました。
でもそれに比べて、高校卒業後の進路選択はかなり具体的に自分の道を決めなくてはいけません。
〇〇大学の××学部というように。
そのため、高校卒業後の進路先を決めることはとっても重大な決断だと思いがちですが、実際はそんなことはありません。
根拠①入った学部と関係のない仕事を選ぶことも可能
入った学部と就職先がほとんど関係ない、これはよく聞く話ではないでしょうか?
実際に学部を卒業した多くの大学生は、自分が専門的に勉強してきた内容とは直接的に関係のない仕事に就くことがほとんどです。
それは文系だけの話じゃない?って思う人もいるかもしれません。
たしかに理系を選ばないと『研究者』や『技術者』にはなりづらいと思います。
でも、そのような学部に入ったからと言って、研究者や技術者にしかなれないわけではありません。
自分の意志次第でいくらでも、進路を変更することは可能です。
実際に、自分が大学で学んできたことを職業に直接生かすには、少なくとも博士課程を卒業していないとだめだと言われています。
学部で卒業する多くの理系学生は、自分が学んできた分野とは異なる分野の仕事に就いています。
直接関係することは、せいぜい『実験をすること』とか『機械をいじること』ぐらいの技術レベルのことしかありません。
もちろん、自分が突き詰めたいことと近いことを企業に行って続けることも出来ると思います。
でも、自分の学部とあまり関係のない企業を選択することも出来ます。
というか、ほとんどの場合、自分の学部とは直接関係のない企業に就職するということを知っておいていください。
根拠②大学内外にいろいろなチャンスがある
とは言っても、大学は研究機関であり、自身の専門性を身につけるところです。
現在の日本の企業は、まだ新卒を雇って育てていく風紀は残っていますが、
これからは即戦力が求められる時代になる可能性が高いです。
やはり今後のことを考えると、何かしらの専門的な知識やスキルは持って卒業するべきだと思います。
もし、自分が学びたいと思った学部が自分のイメージと違ったとしても、心配する必要はありません。
大学の中にも外にも、出会いの場は溢れています。
自分が興味の持ったサークルでもいいですし、ボランティア団体でもいいですし、どんどん参加してみてください。
僕自身、大学時代、キャリアバイトというサイトを通して
ベンチャー企業でインターンをしました。
営業職だったので、化学系の研究をしていた自分とは全く関係がありませんでしたが、そのことをきっかけに僕の人生は大きく変わったんですね。
大学学部選びを間違えたと思っても、自分次第でいくらでもチャンスはあります。
根拠③このご時世、学びの場所は時間も場所も問わない
最近はネットが発達したおかげで、いつでもどこでも学ぶことが出来ます。
もちろん、『大学で研究をする』というレベルで学べるかと言うとそうではないですし、学びたい分野によっては難しいこともあるでしょう。
でも、もし語学を学びたい!と思ったら、今は英語から中国語まで、格安のオンライン語学スクールがものすごく充実しています。
プログラミングを学びたい!と思ったら、オンラインスクールが腐るほど見つかります。
経営・経済について学びたい!と思ったら、最近流行りの『オンラインサロン』とかに入ってみてもいいかもしれません。
あなたが学びたい!と思ったことのほとんどは、今ネットでいつでもどこでも学べる時代なんです。
根拠④学びなおしをする機会もある
日本ではまだ人数は少ないですが、欧米各国では社会人が再び大学に入学する、『学びなおし』が盛んです。
日本:1.9%
韓国:17.3%
イギリス:18.5%
アメリカ:23.9%
(出典 OECD Stat Extracts (2012))
もちろん、学びなおしは簡単なことではないと思いますが、生涯学習の重要性が叫ばれている昨今、社会人学生の人口はこれからどんどん増えていくと思います。
あなたが本当に学びたいと思ったことを再び学びなおすチャンスはいくらでもあるということです。
結論
そういうわけで、
大学を決定したとしても、皆さんの人生の方向性が100%決まってしまうなんてことはあり得ません。
むしろ、高校生のときのやりたいことが変わることはよくあります。
ずっと変わらずその想いを抱き続けている人の方が少ないと思います。
何故かというと人は成長し続けるからです。
大学に入って、いろいろな体験をして視野が広くなれば、世界は今と違って見えてくるはずです。
進路で悩み、なんとか決定したとしても、大学に入った先でやりたいことがすぐ変わる、
あなたが成長し続ける限りこれは避けれられません。
重要なことは、どの道をいくかではないんです。
選んだ道でどんな風に生きるかです。
自分の進路選びを間違えた!と思ったら、そこからまた理想の自分を探せばいいんです。
そのことさえ分かっていれば、どんな進路を選んだとしても大丈夫だと思います。
そのことを覚えておいてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!